社員旅行の行き先は、何か目的やテーマがあると決めやすいですよね。美味しい食べ物、話題の体験アクティビティ、世界遺産、そして美しい景色。
今回は、香川県三豊市のSNS映えスポットをご紹介します。自然豊かな三豊市には、SNS映えするスポットがたくさんあるって知っていましたか?
一度は撮ってみたいウユニ塩湖のような水鏡から、のどかな島の“エモい”風景まで、フォトジェニックなスポットをまとめてみました!
高松市、丸亀市に次いで香川県で3番目に人口が多い三豊市。北は瀬戸内海、南は讃岐山脈、その間に挟まれるように三豊平野が広がっています。
豊かな自然が作り出す絶景スポットがたくさん存在し、公式の“絶景カレンダー”やポスターも販売しているほど。荘内半島の北東に浮かぶ粟島は、瀬戸内国際芸術祭の舞台にもなっています。
また、“浦島太郎伝説”が残っている地としても知られています。かつて「浦島」と呼ばれていた荘内半島を始め、「箱」「亀戎社(かめえびすしゃ)」など浦島太郎とゆかりのある地名がいくつも残っています。
アクセスは、大阪からなら新幹線と特急で約2時間、団体旅行に便利な貸切バスを使っても4時間半ほど。東京からでも飛行機やJRを乗り継いで3時間ほどで到着できます。
春、夏、秋冬とフォトコンテストも年3回開催されているので、社員旅行で撮った写真をみんなで応募してみるのも楽しいですよ。
それでは早速、三豊市のおすすめ絶景スポットをご紹介していきましょう!
荘内半島の付け根に位置し、「瀬戸内海の天空の鏡」と呼ばれている父母ヶ浜。南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような、水鏡のフォトジェニックな写真が撮れると話題のスポットです。
とはいえ、水鏡の風景はいつでも見られるわけではありません。基本的には、
・なるべく風がなく水面が波立たない日
・干潮の時間
が父母ヶ浜で水鏡を見ることができる条件ですが、特に人気なのは日の入り前と後の30分間。いわゆるマジックアワーと呼ばれる時間帯です。
水鏡が夕焼け空を反射して一面オレンジ色に染まる幻想的な景色は、「日本夕陽百選」にも選ばれたことがある絶景です。
三豊市観光交流局HPの父母ヶ浜のページでは干潮時刻と日の入り時刻がチェックできるので、干潮と日の入りの時刻が重なる時期に社員旅行の日程を合わせるというのもありかも?
もちろん、昼間に見られる青空を映した水鏡も爽やかでとても素敵です。歩いて行ける距離におしゃれなカフェやかき氷屋もあるので、父母ヶ浜と合わせてぜひ足を運んでみてください。
<父母ヶ浜>
所在地 〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3 父母ヶ浜海水浴場
電話 0875-56-5880 (三豊市観光交流局)
三豊市にある宮の下港から船で約20分のところにある志々島。島民20名ほどの小さな島ですが、ゆったりとした島時間を感じる魅力的なスポットがたくさんあります。
島のいたるところに急で細い坂道や階段があるため、移動は徒歩がおすすめです。また、6月~9月は大量の蚊が発生するので、虫よけスプレーの用意や長袖長ズボンの着用が推奨されています。
志々島港~“樹齢1200年の大楠”へ行く途中にある上田米穀店で、蚊取り線香を無料で貸出してくれます。
島のパワースポットでもある“大楠”は、樹齢1200年。何本もの太い幹が上へ横へと伸びている姿は、ジブリの世界に入り込んだかのような神秘的な光景です。
木を守るかのように立つ赤い鳥居と根元に置かれた御社も、雰囲気たっぷり。ウバユリの白い花が咲き乱れる7月中旬が特におすすめだそうですよ。
<大楠の樹>
所在地 志々島港から徒歩で20分ほど。島のあちこちに小さな看板があるので、辿って行ってみてください。
築100年の古民家を改装した、島で唯一の休憩所。簡単なカフェにもなっていて、コーヒーやアイスクリーム、ポストカードなどオリジナルのお土産を販売しています。
こじんまりとした何気ない休憩所ですが、ほっこりとした雰囲気に思わずシャッターを切りたくなります。
<くすくす>
住所 〒769-1109 香川県三豊市詫間町志々島 397
電話 090-1598-5885
営業時間 10時~11時30分、14時30分~15時50分
休館日 不定休
昔は島一帯に花が溢れる「花の島」だったという志々島。その姿を蘇らせようという取り組みが島の人々の間で起こっています。
春先から初夏にかけて、芝桜(3月下旬~4月下旬)、キンセンカ(4月上旬~5月上旬)、ナデシコ(4月下旬~6月下旬)、あじさい(5月下旬~6月中旬)が見頃を迎えます。
<天空の花畑>
所在地 志々島港より徒歩約15分
もう一つ、SNS映えスポットとして人気の島をご紹介します。こちらは船で約15分、志々島と比べると割と大きめの島で、瀬戸内国際芸術祭で生まれたアート作品も見所です。
また、島の人々が親しみやすいことも人気の秘密。島民と出会ったら、ぜひ挨拶やお話をしてみてくださいね。
「漂流郵便局」は、第2回瀬戸内国際芸術祭で現代作家の久保田沙耶さんが手がけたアートプロジェクトです。
一見何の変哲も無い郵便局の建物。その中に足を踏み入れると、笑顔で迎えてくれる“中田局長”と、全国から送られて来る「誰かに届けたい想い」をしたためたたくさんのハガキが。
プロジェクトは現在進行形で、今でも漂流郵便局宛にハガキを出すこともできますよ。
<漂流郵便局>
所在地 〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島 1317‐2
開局日 毎月第二・第四土曜日
開局時間 13時~16時
入館料 無料
6月〜9月、夜の海を青い光で染める海ほたる。粟島のレジャー&宿泊拠点「ル・ポール粟島」に宿泊すれば、海ほたる鑑賞ツアーに参加できます。
写真のような海ほたるは自然には見ることができないそうなので、見たい方はツアーに参加しましょう。ル・ポール粟島は宿泊のほか、レストランやテニスコートがあったり、予約をすれば会席用の折詰弁当の用意も可能です。
<ル・ポール粟島>
所在地 〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島 1418‐2
電話 0875-84-7878
レストラン営業時間 11時半~14時
荘内半島に位置する紫雲出山は、瀬戸内海を望む山頂からの雄大なロケーションが魅力です。浦島太郎が開けた玉手箱からのぼった白煙が、紫色の雲になり山へたなびいたと言う浦島太郎伝説が名前の由来なのだそう。
桜やアジサイなど季節ごとに咲く花々も美しく、Yahoo!JAPANの「日本が誇る桜の絶景15選」や「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(詩歩著書)」にも選ばれています。
弥生時代の遺跡資料を展示した「紫雲出山遺跡館」の喫茶コーナーからも瀬戸内海を一望でき、こちらもSNS映え間違いなし。可愛らしい「縁結びの貝」も人気です。
お花見の時期はかなり混雑するため、時間に余裕を持ってスケジュールを組みましょう。また、山頂までは道幅があまり広くないので、大型バスは通行禁止となっていますので、ご注意ください。
小型バス・マイクロバスに乗り換えるか、標高352mと程よい高さなので、季節の花や山の緑を楽しみながら徒歩で登るのも気持ちがいいですよ。
<紫雲出山>
所在地 〒769-1105 香川県三豊市詫間町積
瀬戸内海の間近に広がる広大な農地。そこを埋め尽くす色鮮やかな花々。
フラワーパーク浦島は、入場料無料・年中無休、開園時間は“日の出から日没まで”という、気軽に絶景を楽しむことができる市営施設です。キンセンカ(4月頃)、マーガレット(5月頃)、ポピー(5月頃)、ゴテチャ(5月頃)など季節ごとの花が咲き乱れます。
特に、一面真っ白い花で覆われるマーガレットの時期がおすすめだそう。
また、5月頃には花摘みイベントも開催されます。一面に広がるお花畑と瀬戸内海が背景なら、お花を摘んでいる姿もフォトジェニックです。
<紫雲出山>
所在地 〒769-1105 香川県三豊市詫間町積
電話 0875-83-3639(まちづくり推進隊詫間)
スマートフォンの性能が上がったこともあり、映える写真、エモい写真が誰でも手軽に撮れる時代。SNS映えはすでにブームを通り越して、若者を中心に当たり前の文化の一つになりつつあります。
瀬戸内海やそこに浮かぶ島々を筆頭にたくさんの絶景スポットを持つ三豊市は、”映える社員旅行“にぴったりの行き先です。
幾つかのグループに分かれてレンタサイクルもおすすめ。三豊市なら、海沿いや街中を走りながら自分たちだけのSNS映えスポットを見つけられますよ。
○香川県三豊市が“映える社員旅行”におすすめな理由○
・父母ヶ浜でウユニ塩湖さながらの水鏡の写真が撮れる
・志々島ではほっこりする島時間とどこか懐かしい風景が広がる
・粟島で人と自然が生み出すアートに出会える
・紫雲出山やフラワーパークでは瀬戸内海と花々の共演が美しい
・サイクリングしながら自分たちだけの絶景スポットを探すのも楽しい
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