相模湾に浮かぶ「初島」は東京から約2時間、熱海から約30分で行ける自然豊かな島で、騒がしさとは無縁の楽園です。
首都圏から最も近いリゾートアイランド・初島で、最近注目を集めるグランピング体験ができるのが「PICA初島」。
自然と一体になれるキャンプとホテル並みの快適さ・サービスが同時に楽しめるグランピングは、アウトドアはちょっと苦手という社員でも一緒に楽しめるはず。
美しく豊かな海が眼前に広がる「PICA初島」で、日頃のストレスを潮風と共に吹き飛ばしてみては?
目次
PICA初島内には、カフェ併設の「アジアンガーデンR-Asia」、大海原を臨む露天風呂「海泉浴 島の湯」、海鮮BBQが楽しめるテラスレストラン「ENAK(エナ)」の他、各種アドベンチャー施設などが充実。宿泊者はもちろん、日帰りでの利用も可能です。
何百種類もの亜熱帯植物が生い茂る緑豊かな「アジアンガーデンR-Asia」。初島本来の原生林やヤブツバキや水仙、大島桜、フェニックスヤシの群生、リュウゼンツラン、ゴクラクチョウカなど見ごたえ十分の植物庭園です。
ハンモックに揺られながら、併設されたカフェやバーで島グルメやスイーツを味わうのもいいですね。「BAR SABAAI」ではオリジナルカクテルやノンアルコールの「初島レモンスカッシュ」、フードなどをテイクアウト可能。お好きな場所でまったりできますよ。
実は熱海は「レモン栽培国内発祥の地」なのだそう。1910年(明治6年)にある外国人が熱海市に湯治で訪れた際、食前に提供されたレモンの種を庭にまいたのが始まりといわれています。
初島にレモンの古木がやって来たのは2023年11月のこと。外資製薬会社の社長が熱海の別荘に植えたもので「R-asia」の敷地内に移植されています。
とても大きな木でしたが、根っこなどを刈り込んだ関係で枝を落として養生したため、かなりコンパクトな姿に。来年以降花が咲いて、レモンが収穫できるかも!?
場所は「空と海とブランコ」のお隣にあります。
港からPICA初島までの間にもありますが、レモンをモチーフにしたフォトスポットがたくさんあります。「R-Asia」内にも巨大なレモンと一緒に写真撮影が可能です。
敷地内にはレモンの木がたくさん植えられており、実をつけています。近いうちにレストランやカフェなどで初島産のレモンを使ったメニューが登場するかも!?
楽しみですね。
「R-Asia」内にある「空と海とブランコ」。思い切りこげば海へ飛び込んでいくような錯覚を覚えます。
童心に帰って存分に楽しみましょう。
テラスレストラン「ENAK(エナ)」では、新鮮魚介類を使ったシーフードBBQを楽しめるのはもちろん、アジアンフードやドリンク、期間限定メニューなどもあります。
ぷりぷりの海老やホタテ、イカなどの他、骨付きフランク、鶏モモ肉、豚肩ロースなどをじゅうじゅう焼いて食べるのは開放感たっぷり。リゾート気分を満喫できます。
ロコモコ丼やチキンカレー、ガパオライス、初島バーガー、スイーツなどのメニューもありますので、顔触れに合わせて楽しめますよ。
「SARUTOBI(さるとび)」は専用ハーネスを着用して樹の上を渡っていくアスレティック施設で、子どもからシニアまで楽しめると人気です。
普段あまり交流のない部署同士でグループを作り、協力しあいながらクリアしていくと社内コミュニケーションが自然と深まりますよ。
この他にも無人島に漂着した少年が、不思議なものだらけの世界を冒険するというストーリーに沿って、原住民の集落跡地や何かを捕らえていた檻、巨大なクモの巣、巨大植物、難破船などを模した10種類のオリジナルアクティビティを攻略する「アドベンチャーアイランドVOTAN(ボウタン)」があり、子ども連れの職場旅行にもぴったり。
また、スマホのLINEアプリを活用した2種類の宝探しアドベンチャーが用意されているので、お子さまと一緒に謎解きにチャレンジするのもあり。社員旅行でグループに分かれて、協力し合いながら参加するのもおススメです。
夏限定(2025年7月19日~8月31日)になりますが、海水を利用した海辺のインフィニティプールもオープン。初島は岩場が多く、海水浴には適しませんが、海のすぐそばで安心してお子さまを遊ばせることができます。
プールサイドにはたっぷり汗を流せるテントサウナも登場。汗をかいたらそのままプールにダイブし、ととのうこともできますよ。
海岸線ぎりぎりに作られた露天風呂からは、広い海が見渡せるまさに特等席。お風呂のお湯は地下40mからくみ上げた井戸水を沸かしたもので、海のミネラル分をたっぷり含んでるんですよ。
肌をいきいきと整え、豊富なマグネシウムにより、自律神経を整える効果が期待できるとか!日帰りでも楽しめるのでぜひ立ち寄っていきましょう。
豊かな自然の中で快適な滞在が楽しめると評判の「グラマラスなキャンプ=グランピング」は、社員旅行でも楽しみたいと問合せが増えています。
PICA初島は団体での宿泊もOK!潮風を感じながら滞在できるコテージタイプの宿泊施設はアウトドアがちょっと苦手、という方でも快適に過ごせます。
海と風をテーマとしたアジアンテイストのリゾートコテージ。
木造のコテージの天井は高さ5mと高く、開口部も大きく開放感あふれる室内となっています。
庭に面したバスルームは、窓を開けると自然を感じる半露天に。冷暖房、トイレ、シャワールームを完備したホテル感覚の宿泊で快適に過ごせます。
またBBQテラスも併設。コテージでのんびりBBQを楽しむこともできますよ。
この他、定員6名のオリジナルトレーラー「アイランドヴィラ グランデ」、定員4名の「アイランドヴィラ テラス」、定員2名の「アイランドヴィラ コージー」、定員4名で高台に建つ「アイランドヴィラ オーシャン」もあります。
お子さま連れの職場旅行にもぴったりな宿泊施設ですね。
初島はダイビングのメッカでもあり、美しいサンゴやかわいいお魚たちと気軽に触れ合えるのも魅力。
釣り好きなメンバーなら、天然の漁礁と呼ばれる初島で大物を狙ってみては?40㎝を超えるメジナが釣れることもあるそうなので、グループ対抗釣り大会を企画してもいいですね!
朝早起きして島をぐるりとウォーキングするのもおすすめ。1周約4㎞で1時間半程度で気軽にお散歩できます。
初島の最高地点に位置する初島灯台は、全国にある上れる灯台16のうちの1つです。外側に螺旋階段が付いた灯台は日本唯一。
晴れた日には伊豆大島や三宅島・利島・新島・神津島、伊豆半島から相模湾にかけては熱海・伊東・湯河原・小田原・江ノ島、遠くは房総半島まで見渡せるダイナミックな眺望をが楽しめます。
温暖な気候の初島では四季折々の花々が楽しめます。「初島公園」には南アフリカ共和国の国花でもあるイングプロテアも。
公園のお向かいには「PICA初島」の畑があり、河津桜や菜の花、レモンの木などが植えられています。
初島港にほど近い場所にお祀りされている「初木神社」。鎌倉時代以前の創建とも伝えられ、社殿の下からは古墳時代の祈りの場「磐座(いわくら)」の後も発見されているそうです。
御祭神は大津海見命(おおつうみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)・初木姫命(はつきひめのみこと)の3柱。神社には初木姫物語という神話も残され、伊豆山神社とご縁があるそうです。
毎年7月には例大祭が行われ、鹿島踊り(民族文化財)が奉納されています。
また、港の傍らの森の中にある竜神宮。海の中から現れた剣が祀られており、大漁祈願の神として島民からの信仰が厚いお社です。
こちらは毎年4月3日にお祭りが行われ、海で獲れた鯛・ブリなどが奉納されます。
鹿島踊りや竜神宮のお祭りが行われる日は島民全てが仕事をお休みするため、来島しても食事をしたりするできる場所が限られますのでご注意くださいね。
初島は江戸幕府の天領(幕府直轄領)で、江戸城改修のために切り出された石切り場が残されています。切り出す途中で取り残された石には、運ぶためにあけた穴「矢穴」の跡も。
ここで切り出された石は船に乗せられて江戸まで運ばれていったそうです。
港から「PICA初島」までの間にある食堂街。獲れたて新鮮な魚介類を使った丼物やお刺身、煮魚など、各店自慢の味を堪能できます。
熱海で1泊して日帰りで初島を楽しむのもいいですが、初島にも1泊してちょっとぜいたくな熱海社員旅行を楽しむのもおススメ。1日たっぷり遊べて親睦も深まるPICA初島は、社員旅行にぴったりですね。
初島へは熱海港から定期船が約30分で結んでいます。新幹線を利用すれば都内から日帰りも簡単。
定期船の運行は株式会社富士急マリンリゾートで、2025年7月12日(土)に就航したばかりの「金波銀波」と、「イル ド バカンスプレミア」の2隻です。
30年以上活躍してきた「イルドバカンス3世号」をがらりとリニューアル。船体そのものを初島に見立てたデザインで、岩石をモチーフにした黒と熱海発祥のレモン色をアクセントにしたカラーリングが斬新です。
これまでの船は左右窓側と中央に座席を設けていましたが、海が見える窓側席が人気で出航前に長時間並ぶ方も。そこで中央の席を一段高くして窓側に向いた方向に座席を設け、どの席からも海が見える工夫などを盛り込んでいます。
1階客室の前方にある特等席「特別船室:金富士」は、 ソファを備えたプライベート客室。大きな窓越しに大海原の航海を満喫することができます。
貸切で最大8名まで利用でき、片道+4,000円で特別な旅を楽しめますよ。
2014年3月に就航した白いボディの「イル ド バカンスプレミア」。木目調で統一された船内でには、海向きのペアシートやグループ向けのボックスシートなどがあり、優雅で快適な船旅が楽しめます。
船内にはエレベーターもついており、バリアフリーに対応。
「イル ド バカンスプレミア」は日没後、貸切運行も可能。熱海の夜景を眺めながらクルージングを楽しめます。ぜひ社員旅行で企画してみてはいかがでしょうか。
■取材協力
PICA初島
アクセス:熱海港・伊東港より高速船で約30分
住所:静岡県熱海市初島 PICA初島
問合せ先:0557-67-2151
※当日以外のフロントでの電話予約はできません。
予約はオンラインで≫
熱海社員旅行の予算・日数・観光・おすすめ情報>>
社員旅行・職場旅行・社内旅行を旅行会社に無料相談する>>
■社員旅行・職場旅行に人気のホテル・旅館ベスト3
1. ホテルニューアカオ
2. さくらや旅館
3. PICA初島
当サイト掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複製・転載・放送等を禁じます。
Copyright © Market Place Japan, Inc. All Rights Reserved.