仕事を終えてから出かけるというパターンも多い社員旅行。今回は、沖縄と人気を二分する北海道プランをご紹介します。
大阪にある株式会社Watokun(わとくん)/旅CUTEに、若手社員も納得、旅費を安く抑えられる平日出発、週末帰着のおすすめのモデルコースを提案してもらいました。
夏はもちろん、冬のシーズンも見どころが多い北海道。観光だけではなく、ゴルフやスノボーなどのアクティビティと組み合わせて楽しむことができます。年末の忘年会、年明けの新年会旅行もおすすめですよ。
人気観光スポットなどと合わせてご紹介しましょう。
大阪伊丹空港から北海道新千歳空港までは飛行機で約1時間50分。早めに仕事を終えて空港へ向かえばさほど負担はありません。航空券は旅行会社経由で申込めば、8名以上で割引適用になりますので、その点も楽ですね。
人数は10名以上とまとまるなら現地でマイクロバスをチャーターするのもOK。グループごとに移動したいなら、レンタカーに分乗が便利ですね。
【1日目】
時間 | 行程 |
18時45分発・20時35分着 | 大阪・伊丹空港出発・新千歳空港着/レンタカー移動 |
21時35分着 | アパホテル札幌すすきの駅前チェックイン・宿泊 |
【2日目】
時間 | 行程 |
10時 | アパホテル札幌すすきの駅前出発 |
10時45分~14時45分 | 小樽観光(運河、オルゴール堂、北一硝子など) |
15時15分~16時15分 | 白い恋人パーク |
16時40分 | アパホテル札幌すすきの駅前着 |
18時~ | サッポロビール園で飲み放題・食べ放題 |
【3日目】
時間 | 行程 |
9時 | アパホテル札幌すすきの駅前出発 |
11時10分~11時30分 | 洞爺湖見晴台(観光) |
11時45分~12時45分 | 昭和新山(観光) |
12時50分~13時50分 | 民芸御殿(昼食) |
14時50分~ | 登別温泉「登別万世閣」チェックイン・宿泊 |
15時~ | 夕食まで登別温泉・地獄谷散策など |
【4日目】
時間 | 行程 |
8時30分 | 登別万世閣出発 |
9時40分 | 新千歳空港着 |
12時55分 | 伊丹空港着・終了 |
【3泊4日北海道社員旅行予算目安】10名参加(レンタカー利用)で1人当たり90,000円前後
※現地で貸切バス移動やゴルフ、スノボーなどを希望する場合は、別途お見積します!
★旅行会社からのおすすめポイント★
平日お休みの職場や、週末はしっかりやすみたいという職場におすすめなのが、仕事をはやめに終わらせて土日を避けていくプラン。
飛行機代や宿泊費などを抑えることができます。
札幌を拠点にアクセスしやすい観光地を選ぶことで、夜は繁華街で遊ぶことも!グルメしっかり楽しめますよ。
■取材協力
札幌の魅力はなんといっても都心としての便利さと北海道らしい自然が身近にあること。少し足を延ばすだけで夜景が美しい藻岩山や雄大な景色が楽しめる「さっぽろ羊が丘展望台」などもあります。
定山渓温泉なら約1時間、温泉のデパートと呼ばれる登別温泉までも約2時間とアクセス良好。札幌に宿泊すれば、夜はすすきので飲み明かすこともできますね。
札幌市のほぼ真ん中にある藻岩山は標高531m。山頂からは札幌の夜景が美しく見えることで日本新三大夜景に選ばれています。
麓から中腹まではロープウェイもしくは車で、そこから山頂までは世界初・スイス製の「ミニケーブルカー(もーりすカー)」で移動します。森林体験型の輸送システムで、2両のキャビンを連結させて森の中を駆け抜けるような感覚を味わえるそうですよ。
山頂には展望レストラン「ザ・ジュエルズ」があり、地元食材を使ったフレンチが楽しめます。市街地にありながら原始林が残され、ハイキングや登山にもおすすめ!
「さっぽろ羊が丘展望台」は、札幌から車で約35分程度でアクセスできる景勝地。シンボルは北海道開拓の父と呼ばれるクラーク博士の銅像です。
かわいい羊たちが出迎えてくれ、春先には毛刈りの様子を楽しむことができます。初夏にはラベンダー刈り取り体験、秋は焼さんまやハロウインイベントも!
冬になるとスノーパークがオープンし、雪遊びやソリ、スキーなども楽しめます。
北海道名物のジンギスカン、ラム丼、白い恋人ソフトクリーム、ヒツジのおやきなど、グルメも充実。「さっぽろ雪まつり史料館」では歴代のポスターや雪像模型、グッズなどが展示されていますので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
北海道土産の鉄板・石屋製菓「白い恋人」のテーマパークが札幌にあります。「白い恋人パーク」では、御菓子の製造工程を見学できる施設やお菓子作り体験も可能。
他にもパークのシンボルである「からくり時計塔」や、スイーツが楽しめる「チョコレートラウンジ・オックスフォード」、お土産ショップなどがあります。
重厚な建物や四季折々のお花が咲き乱れる庭園など、フォトジェニックなスポットがたくさん。11月~翌3月まではイルミネーションが施され、とてもロマンチックな雰囲気に。
札幌を訪れたらぜひ立ち寄りたい魅力的な場所になっています。
「サッポロビール博物館」を併設している「サッポロビール園」は、北海道社員旅行で人気の行き先。明治時代の貴重な建造物であるレンガ造りの建物は撮影スポットとしても魅力的です。
「サッポロビール博物館」では、1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を体感できるとともに、有料のプレミアムツアーに参加すれば、ここでしか飲めない貴重な復刻ビールが楽しめます。
「サッポロビール園」には味わいや雰囲気の異なる5つのレストランがあり、人数や顔触れで選択可能。昔ながらのビアホールの雰囲気を味わうなら「ケッセルホール」で、ジンギスカンと生ビールでワイワイ楽しめます。
「トロンメルホール」はジンギスカンの他、タラバガニやズワイガニ、お寿司などが食べ放題になるところが人気。完全個室でパーティに最適な「ポプラ館」、いろいろな味付けでジンギスカンが楽しめる「ライラック」、プレミアム感のある「ガーデングリル」は会社の記念行事におすすめです。
札幌を拠点にアクセスしやすい観光地や温泉地などをダイジェストでご紹介します。
石狩湾に面した港湾都市・小樽は、札幌の北西にあり、車で約1時間10分でアクセスできます。定番の観光スポットはやはり石造倉庫が立ち並ぶ小樽運河。
夜になると美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気に。運河めぐりが楽しめる小樽運河クルーズ(所要時間約40分)もおすすめです。
運河沿いでぜひ立ち寄りたい人気のスポットは「北一硝子」。
北一硝子は九州から北海道へ渡った先代社長・浅原久吉氏が小樽で石油ランプの製造を始めたのが始まり。現在はガラスショップや酒・ワインショップ、フード&カフェなどを経営しています。
「北一ヴェネツィア美術館」は小樽にいながらヴェネツィア旅行気分が楽しめるスポット。ヴェネツィアガラスの工芸品を始め、イタリアの伝統的な家具や調度品などを展示し、華やかな宮廷文化と美しいガラスの世界を堪能できます。
衣裳文化体験が可能で、貴族になった気分でフォトジェニックな1枚を撮影可能。
そして、堺町通りにある「北一硝子三号館」は漁業用倉庫として魚の加工品を保管してきた明治中期の木骨石張倉庫を再利用し、ガラス製品のショッピングが楽しめるスポットとなっています。
館内には自家製スイーツやドリンク、小樽地ビールが楽しめるカフェ「北一ホール」を併設。食事もできます。
「小樽オルゴール堂本堂 本館」は日本最大規模のオルゴール専門店。米殻商が本社屋として建造した三階建ての建物は、1989年に小樽市指定歴史的建造物に登録されています。
正面入口にある世界最大の蒸気時計は必見。2号館はアンティークオルゴールを展示するミュージアムで、パイプオルガンの演奏会なども行っています。
世界にひとつだけのオルゴールを製造してくれる遊工房では、ガラス工芸体験も可能です。
「小樽オルゴール堂 堺町店」は、小樽運河近くにあるので散策のついでに立ち寄りやすい店舗。こちらは元岩永時計店を再利用しており、小樽市指定歴史的建造物となっています。
札幌から車で約2時間でアクセスできる洞爺湖。湖底火山の噴火で誕生した「洞爺カルデラ」内にある湖です。
周辺には有珠山(うずさん)・昭和新山・洞爺湖温泉などがあり、北海道でも有数の人気観光地となっています。2021年に洞爺湖展望台に「Mt.USUテラス」がオープン。
開放感たっぷりのカフェテラスからは洞爺湖や昭和新山の絶景が楽しめます。日によっては雲海も発生することがあるので、ぜひ訪れてみましょう。
昭和新山は、1943年(昭和18年)の噴火で麦畑が隆起してできたもの。現在も噴煙を上げているため、火山のエネルギーを間近で体感できます。
頂上に溶岩塔が突き出た世界的にも珍しいベロニーテ型火山。洞爺湖有珠山ジオパークとして世界ジオパークに登録され、国の特別天然記念物に指定されています。
有珠山ロープウェイを使ってゴンドラから昭和新山、洞爺湖、羊蹄山、有珠山の大自然を楽しむのがおススメ。この他にも昭和新山熊牧場や昭和新山熊牧場、有珠新山の誕生を見守ってきた壮瞥郵便局長三松正夫氏の記録や書簡などを収蔵する「三松正夫記念館」などもあります。
洞爺湖クルージングで湖からの景色を楽しむ、サイロ展望台から有珠山、羊蹄山の風景を楽しむ、洞爺湖温泉でくつろぐなどさまざまな楽しみ方ができますよ。
約1万年前の大噴火でできた地獄谷から湧出する豊富な湯量を誇る登別温泉。温泉のデパートとも呼ばれるほど、多彩な泉質が楽しめ、効能ごとに湯めぐりを楽しむのが定番となっています。
古き良き温泉街は情緒たっぷり。近くには登別伊達時代村やクマ牧場、登別マリンパークニクスなど観光スポットもあるので、ゆっくり滞在するのもおすすめです。
札幌や小樽などでぜひ楽しんで欲しいご当グルメを厳選。おすすめをご紹介します。
札幌のソウルフードともいわれている「スープカレー」。サラサラしたスープ状のカレーで、大きめにカットされた野菜がたっぷり入ったご当地名物です。
日本三大ラーメンの一つといわれるのが札幌の味噌ラーメン。寒い地方らしく脂多めで濃厚な味わいが人気です。中太のちぢれ麺、もやし、玉ねぎが乗っているのが定番。
この他にもジンギスカンやちゃんちゃん焼きなど名物はいろいろあります。
そして札幌ならではの夜の定番は「シメパフェ」。お酒を飲んだ後に〆のラーメンならぬ、パフェを食べるのが人気です。
バーとしてお酒を提供しつつ、パフェもラインアップしている「バーラーペンギン堂」やシメパフェブームの火付け役「佐藤」、東京にも支店がある「イニシャルサッポロ」、独創的なパフェで注目をあつめる「パティスリーサロンby S」など、名店がずらり。
ぜひ、シメパフェを楽しんで帰りましょう。
小樽には「小樽寿司屋通り」があり、約100店舗以上のお寿司屋さんが集まっています。北海道産の鮮度抜群なネタと高い技術でグルメの舌も満足。
そんな小樽でいまPRに力を入れているのが「あんかけ焼きそば」です。こんがり焼いた麺ととろりあんかけには具材がたっぷり。お店で焼きそばと注文すると、こちらが出てくることもあります。
そしてもう一つ、定番グルメが「若鶏の半身揚げ」。伊達産の鶏肉をこんがりキツネ色になるまで素揚げしたもので、外側はパリパリ、内側はジューシー、絶妙な塩加減がお酒のアテにぴったりと人気を呼んでいます。
噴火湾は、北海道の南西部と渡島半島に囲まれた内浦湾のこと。ここでは鮭やイカ、カレイなどの他、ホタテ貝の養殖が盛んです。冬から春にかけて獲れたホタテを使った料理やお土産が洞爺湖や登別で楽しめます。
地元産の高級和牛「奥洞爺牛」を使ったメニューや鮭のチャンチャン焼き、地元産大福豆の白あんに新鮮な牛乳をあわせた「白いおしるこ」もぜひ味わっていきたい名物です。
「登別閻魔ラーメン」は、滑らかでコシのある北海道産小麦100%麺を使用し、たっぷりの胡麻を入れた辛みそスープが自慢の一品。もう一つは「登別閻魔やきそば」で、北海道産小麦の平麺にごま風味のピリ辛特製ソース、地元産食材を合わせたご当地グルメです。
社員旅行のついでにぜひご自慢の味を満喫してみてはいかがでしょうか。
東京から札幌(新千歳空港)までは、たくさんの直行便が飛んでいます。羽田空港からスカイマーク、ANA、JAL、エアドゥの4社、成田空港からはジェットスター、SPRING JAPAN、ピーチ、ANA、JALの5社が就航。
仕事帰りに移動も楽々ですね。現地では貸切バスを利用して周遊観光を楽しみましょう。
時間 | スケジュール |
18時40分~20時15分 | 羽田空港発(飛行機利用)/新千歳空港着 |
21時30分 | 札幌着・ホテル宿泊 |
【2日目】
時間 | スケジュール |
9時 | チェックアウト(貸切バス利用) |
9時10分~9時50分 | 札幌市内観光 |
10時00分~11時30分 | 白い恋人パーク |
12時~13時 | サッポロビール園・ランチ |
13時30分~14時30分 | さっぽろ羊が丘展望台 |
15時~15時50分 | 藻岩山 |
17時 | 定山渓温泉宿泊 |
【3日目】
時間 | スケジュール |
9時 | チェックアウト(貸切バス利用) |
10時00分~13時 | 小樽観光&ランチ |
14時~16時頃 | 新千歳空港~羽田空港着・終了 |
【参加人数25名分の予算目安】 2泊3日(中型バス利用)1人当たり60,000~80,000円
こちらの料金はあくまでも概算です。プラン内容によって変わりますので、お気軽に「社員旅行net」にご相談ください!
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