関西出発の社員旅行・慰安旅行で比較的アクセスが良い静岡県。関東圏なら日帰りも可能ということで人気の行き先ベスト5に必ず入っています。
今回は、団体・グループ旅行に絶大な人気を誇る熱海温泉に宿泊。静岡の魅力をダイジェストに感じられる周遊モデルコースをご紹介します。
プランを提供してくれたのは大阪市にある株式会社Watokun(わとくん)/旅CUTE。ご家族連れの職場旅行でも楽しめるコースとなっています。
貸切バスを利用すれば、途中の観光場所もオーダーできます。インバウンドも増えているので、早め早めに計画を立てないと、人気の宿や行楽地は大混雑。今すぐ行き先を決めて相談を進めておきましょう。
目次
大阪発で静岡県への観光や温泉旅館・ホテルでの宿泊を考えているなら、貸切バスでの周遊がやっぱり便利です。
貸切バスなら途中のインターチェンジで降りて、三重あたりの観光スポットも合わせて楽しめます。団体での社員旅行なら、ぜひ貸切バスの利用をおすすめします。
【1日目】
時間 | 行程 |
8時 | 大阪駅出発・途中SAでトイレ休憩2回 |
13時30分~14時30分 | 割烹「御殿川」でランチ |
14時50分~16時20分 | 三島スカイウォーク観光 |
17時20分 | 熱海温泉旅館到着、温泉街散策、宿泊 |
【2日目】
時間 | 行程 |
9時 | 熱海温泉旅館出発 |
10時05分~11時05分 | 芦ノ湖観光 |
12時45分~14時45分 | 焼津さかなセンターで昼食 |
16時15分~16時30分 | PAで休憩 |
18時35分 | 大阪駅着終了 |
【1泊2日静岡観光と熱海温泉・社員旅行予算目安】40名参加(大型観光バス利用)で1人当たり32,000円前後
★旅行会社からのおすすめポイント★
関東・関西圏からアクセスしやすい静岡への社員旅行。人が歩ける日本最長の橋「三島ウォーク」では、富士山の絶景を楽しむことができるので大人気です。
そこから伊豆・箱根への周遊も楽々。観光の見どころも多い熱海温泉に泊まり、夜は温泉街をそぞろ歩きやお酒を飲みにいくのもいいですね。
食事は新鮮な海の幸や浜名湖名物のうなぎなどのグルメもたっぷり。お買い物を楽しんで帰れるので満足度も高いプランとなっています。
■取材協力
静岡県は、温泉の源泉数で全国第3位にランクイン。徳川家康も愛した熱海温泉や風情のある伊東温泉、伊豆最古の修善寺温泉など有名どころがずらりとあります。
駿河湾に面している温泉地も多いので、海を眺めながらのんびりお湯につかるのもいいですね。旅館選びは「食事重視」「泉質重視」「眺め重視」など、要望を伝えてぴったりなところを提案してもらいましょう。
桜えびのシーズンは春と秋の2回。鮮度抜群の生食するなら3月下旬~6月上旬、10月下旬~12月下旬を狙いましょう。
金目鯛は年間を通して水揚げされますが、もっとも旬なのは12月~2月、脂のノリ最高なのは6月~7月といわれています。煮つけやお刺身、しゃぶしゃぶなど最高ですね。
そして浜名湖名物のうなぎも捨てがたい。B級グルメの富士宮焼きそばや浜松の餃子、みしまコロッケ、伊豆河津のわさび丼も有名です。
コロナ禍で全国の花火大会が中心になり寂しいここ数年。熱海では海上で打ち上げるため、音響効果も抜群です。
2023年は4月~10月、そして12月に予定されています。詳しい日程は旅行会社に相談し、宿の手配を含め、花火大会に合わせて計画するようにしましょう。
富士山があり雄大な自然が残る静岡県。寸又峡にかかる夢の吊り橋や長島ダムの上を通る大井川鐡道線南アルプスあぶとライン、富士山の雪解け水が滝として流れる白糸ノ滝、富士山や駿河湾を眺望する日本平夢テラス、三島ウォークなど、まさに映えスポットがいっぱい!
お茶摘みや果物狩り、陶芸教室などのアクティビティはもちろん、クルージングやラフティング、キャニオニングなどのアクティビティもたっぷり楽しめます。ゴルフ・観光組と分かれて行動もばっちりですよ。
静岡県川根本町にある寸又峡。南アルプス最南端の温泉保養地でもあります。「夢の吊り橋」はエメラルドグリーンに輝く美しい大間ダム湖の上にかかる約90mの吊り橋で歩いて渡ることができます。
水面からの高さは約8mとかなりスリリング。定員10名となっていますので渡る場合は注意しましょう。寸又峡周辺は自然豊かな場所。星空観察やハイキング、南アルプスへの登山など、心を空っぽにして楽しむリトリート(天地療養)もおすすめです。
大井川鐡道は川根本町の千頭駅から静岡市葵区の井川駅を結ぶ鉄道路線で、「南アルプスあぶとライン」という愛称で親しまれています。国内唯一のアプト式鉄道で2本レールの間に歯車のような刻みをつけたラックレールを敷き、急こう配でも上り下りが安定して走れるようにしているものです。
蒸気機関車も運行していること、また6月~10月には「きかんしゃトーマス号」が運行されていることでも有名。それを目当てに訪れる人も。
見どころはたくさんありますが、接岨湖(せっそこ)に浮かぶ島のように見える「奥大井湖上駅」や川の水面からの高さが日本一の鉄道橋「関の沢橋梁」など、山岳鉄道ならではの光景がおすすめポイントです。
天下の名瀑として人気が高い白糸ノ滝は、富士山の雪解け水が湾曲した絶壁から湧き出す様子が美しいことで有名。高さ20m、幅150mの絶壁から大小数百の滝が流れ押る姿や幻想的です。
白い絹糸のように流れる様子は女性的な美しさで、国の名勝・天然記念物に指定。
富士講の開祖とされる長谷川角行(かくぎょう)が修行を行ったことから、世界遺産構成遺産にも選ばれています。
三保の松原は静岡市清水区の三保半島にある景勝地。日本新三景、日本三大松原の一つに選ばれています。
富士山を仰ぎ、松林の緑と打ち寄せる白波、青い海と歌川広重の浮世絵などさまざまな作品に描かれきました。その一角には天女伝説で知られる羽衣の松も。
毎年10月に羽衣薪能が開催されています。こちらも世界遺産構成資産の一つ。
パワースポットとしても人気の御穂神社や常世神の通り道である「神の道」もあるので合わせて訪れてみましょう。
三島スカイウォークは全長400mの日本一長い人道専用の吊り橋です。ここからは富士山・駿河湾が見渡せる絶景スポットとしても人気。
箱根や伊豆への周遊コースとして立ち寄りやすい場所にあるので、訪れる観光客が絶えません。桜やあじさい、紅葉と四季折々の美しさが楽しめるのも人気の秘密。
自然豊かな散策路「Kicoroの森」、往復560mの距離を一気に滑り降りるロングジップライン、お子さま向けのコースもあるアスレチックなどのアクティビティが充実しています。
迷路やシューティングが楽しめる恐竜アドベンチャー、小動物たちとの触れ合いが楽しめる「福時計ふろっく」など、1日ゆっくり楽しめますよ。
地元グルメが楽しめるカフェやレストランもぜひ。
静岡にはたくさんの温泉地があります。観光地をどのように巡るかによって宿泊先を吟味しなければなりません。効率よく回れる温泉地、泉質の良さや温泉街の雰囲気の良さで人気がある3つの温泉地をご紹介しましょう。
熱海といえば、徳川家康を始めとする歴代将軍に愛されてきた歴史があります。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でゆかりの地として注目が集まるスポット。
太宰治や三島由紀夫、伊藤博文など多くの著名人からも愛された場所として一度は訪れたい湯治場となっています。
眺めの良い熱海城、パワースポットとして人気の来宮神社、不思議な写真が撮れる熱海トリックアート迷宮館、2017年にリニューアルしたMOA美術館などの観光スポットもあり。日帰りで楽しめる離島「初島」もおすすめです。
初春なら熱海梅園、1年を通じて開催されている花火大会、夏は海水浴と季節ごとの楽しみ方ができるのも魅力の一つとなっています。
修善寺温泉は関東圏からも日帰り可能な温泉地。伊豆の小京都と呼ばれる風情ある温泉街が魅力となっています。
平安時代に弘法大師が独鈷で突いて湧きだしたとされる修善寺温泉は、桂川の両岸に旅館が立ち並び、美しい竹林や源氏ゆかりの古刹・修善寺、源頼朝のお墓、北条政子が建立したといわれる指月殿など、見どころがたくさんあります。
初夏は青もみじ、秋は紅葉の名所として人気の高い虹の郷など、四季折々の楽しみ方ができます。
浜名湖随一の景勝地である舘山寺(かんざじ)温泉。約1200年前に弘法大師により開創された「曹洞宗舘山寺」を中心に歴史ある町並が広がります。
温泉の開湯は1958年(昭和33年)と歴史は浅いですが、昭和33年と歴史は浅いが、湖上を渡る日本最初のロープウェイが開通するなど、景勝地としての魅力づくりに尽力してきました。
浜名湖遊覧やフルーツ狩り、うなぎパイファクトリー見学、航空自衛隊・浜松広報館見学など観光先やアクティビティも充実。徳川家康が壮年期の17年を過ごしたことから別名「出世城」とよばれている浜松城にもぜひ足を延ばしてみましょう。
社員旅行での楽しみは、やっぱり夜の宴会。金目鯛は下田港が水揚げ日本一を誇ります。中でも冬に獲れる伊豆の地きんめ(12月~2月が旬)は、深紅に輝く美しい体、濃厚な脂の乗りが最高と評判。煮つけやなべ物、刺身と何を食べても最高です。
春のさくらえび、夏の生しらす、空きの本海老、ヤリイカなど、四季折々の魚介類が楽しめます。
伊勢エビは三重県や和歌山県も有名ですが、静岡県漁獲量が多く、9月~4月が解禁時期。特に10月~1月頃がおいしいとされていますよ。
お肉派なら「しずおか和牛」「伊豆牛」「あしたか牛(沼津)」が有名。ランチ場所の選定などに要検討ですね。
今回のプランで2日目に訪れる「焼津おさかなセンター」は、お魚はもちろん地元名産品なども取り揃えた人気のグルメ&ショッピングスポット。マグロ、カツオ、タイ、ヒラメ、カキ、サザエ、カニ、エビ、シラス、イクラ、海苔、干物、乾物となんでもありですが、特にマグロの品揃えが抜群です。
お昼は海鮮丼を楽しんで、お土産に干物や地酒をというようにたっぷり遊んで帰りましょう。
気軽に楽しめるご当地グルメといえばやっぱり富士宮市の「富士宮やきそば」。油かすと仕上げに使うカツオ節が醸し出す味わいが人気です。
浜松に行くならゆでたもやしを添えるのが特徴の浜松餃子。そしてちょっとお値段は張りますがやっぱり鰻でしょうか。
清水駅周辺ではもつカレーが定番。真っ黒な見た目にびっくりの静岡おでん、さくらえびのかき揚げなど、現地で楽しめるグルメがいっぱいありますので、ぜひ!
東京から便利なのは東海道新幹線や伊豆の踊り子号。そして現地で周遊するならやっぱり貸切バスがベストです。
週末、仕事帰りにそのまま移動もOK。翌日は現地解散で各自自由に、というのができるのもアクセス抜群の静岡県ならではです。
時間 | スケジュール |
18時~18時45分 | 東京駅発(新幹線利用)/熱海駅着 |
19時 | 熱海温泉宴会宿泊 |
【2日目】
時間 | スケジュール |
9時 | ホテルチェックアウト |
9時10分~12時 | ゴルフ組・観光組に分かれて自由行動(来宮神社参拝・熱海トリックアート迷宮館見学・アカオハーブ&ローズガーデンなど) |
12時~14時30分 | 熱海商店街でランチ&お土産購入 |
14時30分~15時15分 | 新幹線で東京駅まで移動・終了 |
【参加人数25名分の予算目安】 1泊2日(新幹線利用)1人当たり25,000~30,000円
こちらの料金はあくまでも概算です。プラン内容によって変わりますので、お気軽に「社員旅行net」にご相談ください!
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