新型コロナウイルス感染症が5類に移行、2023年は行動制限がなくなった年でした。とはいえ、遠出はちょっとと考えている職場も多いかもしれません。
東京都を除く関東・東海エリアにある会社なら箱根はいかがでしょうか?
台風19号の影響で長らく運休状態だった箱根登山電車が7月23日(木)から運行再開決定!しかも新スポットが続々登場しています。
テレワークやリモートワークで顔を合わせる機会が減ってしまったという職場の皆様。ぜひ、この機会に箱根社員旅行を実現してみませんか?
今回は実際に取材してきた(2020年7月8日~9日実施のプレスツアー)新名所を紹介しつつ、おすすめの1泊2日社員旅行プランをご紹介します。
目次
箱根往復はロマンスカーで、現地ではもちろん運行再開された箱根登山電車の旅を楽しみましょう!日帰り希望の社員は、ホテルチェックインのタイミングで帰京可能です。
【1日目】
時間 | スケジュール |
9時~ | 新宿発(ロマンスカーで約1時間30分程度)・箱根湯本着 |
10時40分~ | 箱根登山電車乗車・彫刻の森や強羅公園散策 |
12時30分~ | 箱根富士屋ホテル見学&ランチ |
14時30分~ | 箱根登山電車・箱根登山ケーブルカーと乗り継ぎ早雲山へ |
16時~ | ホテルチェックイン |
【2日目】
時間 | スケジュール |
10時 | チェックアウト後、自由解散(観光・体験プログラム・ゴルフなど) |
<参加人数25名分の予算目安>
●小田急ロマンスカー往復 4,000×25名=100,000円前後
※25名以上の団体で15%割引あり。
●箱根登山電車・ケーブルカー1日乗り放題チケット 1,570×25名=39,250円
●宿泊代(1泊2食・宴会代含む) 20,000円前後×25名=500,000円
●富士屋ホテル昼食代 10,000円×25名=250,000円
●観光・クティビティ代 1人4,400×25名=約110,000円前後
※内容によって前後します。
★費用合計:1,000,000円前後 1人当たり40,000円
こちらで紹介した料金はあくまでも概算です。プラン内容によって変わりますので、お気軽に「社員旅行net」にご相談ください!
箱根観光のゴールデンルートをつなぐ箱根登山電車。2019年の台風19号により、甚大な被害を受けて運行見合わせが続いていました。
特に被害が大きかった宮ノ下駅~小涌谷駅間の「蛇骨陸橋」は今もまだ工事中です。
しかしついに、2020年7月23日(木祝)始発から運行再開が決定!箱根湯本駅から強羅駅まで箱根登山電車が返ってきます。
途中、急こう配を登るためのスイッチバックは健在。山岳リゾートらしい箱根の景色をたっぷり楽しめますよ。
2020年7月9日(木)に行われた試運転の様子を以下の通りです。
今年は寒い日が続いたので、7月9日の時点でまだ名物の紫陽花がきれいに咲いていました。
来年は「あじさい電車」をたっぷり楽しめそうですね。
箱根登山鉄道前線運転再開を記念して、限定乗車券を7月23日(木祝)~2021年2月28日(日)発売。デザインは2種類(箱根湯本駅発・強羅駅発)で1セット410円(税込)です。
通信販売もあるそうなので、鉄道ファンは見逃せませんね。
箱根は現地で自由観光が楽しみやすいスポット。箱根登山電車・箱根登山ケーブルカーを1日乗り放題の「トコトコきっぷ(大人1,570円)」を活用して、グループごとの自由行動がおすすめですよ。
箱根登山鉄道
住所:〒250-0045 小田原市城山1丁目15番1号小田急箱根ビル
問合せ先:箱根登山鉄道 鉄道部 0465-32-6823
創業は1878年(明治11年)、外国人専用のリゾートホテルとしてその歴史を刻んできた富士屋ホテル。現在は老舗ホテルの伝統を守りながら、国内外のお客様をお迎えしてきました。
登録有形文化財・近代化産業遺産に指定されている建物の趣をそのままに、耐震性を高める工事を行うため、2018年より休館(旧御用邸別館・菊華荘とベーカリーは営業)。このたび142年目の創業記念日である2020年7月15日(水)にリニューアルオープンしました。
今回は耐震性を高めつつ、特に古くなっていた水回りを中心に改修。クラシカルな趣はそのままに、快適さや利便性をアップしています。
ダンスホールや社交場の舞台となってきた「カスケートルーム」は、今回のリニューアルで92席のレストランに!会社の周年記念パーティや社員旅行での会食などに利用できるようになりました。
もちろん社員旅行での宿泊も可能です。
冨士屋ホテル
住所:〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
問合せ先:0460-82-2211(受付時間 9:00 ~ 18:00)
箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅である早雲山駅。バリアフリーに配慮した乗換の利便性向上や小さいお子様連れのご家族に快適に利用できるよう、きめ細やかな設計でリニューアルオープンしました。
ケーブルカーで日本発の「昇降式ホーム柵」を設置。通常のホーム柵は横にスライドするタイプですが、勾配のあるプラットフォームということもあり、上下に開くタイプを採用しています。
手や頭などが柵に触れるとすぐに停止。
小さなお子様連れでも安心して利用できます。
ホームのいちばん下にはエレベーターが設置されたので、ご年配の方や車いすをご利用の方でも乗換がぐんと楽になりました。
駅舎2階に新たにオープンしたのが「cu-mo(クーモ)箱根」。箱根の素晴らしい眺望を楽しみながら、ゆったりとくつろげる空間として展望テラス・足湯・ショップからなる複合施設です。
ショップでは、ここだけのオリジナル商品がずらり。お土産を購入するだけではなく、ポストカードを投函できる郵便ポストも設置。消印には大涌谷の風景印が押されますので、旅の思い出にぜひ送ってみてはいかがでしょうか。
JTBパブリッシング「るるぶキッチン」と共同開発した「ニューベル(スムージー)」や「くもぱん」、「早雲山プレミアムコーヒー」を販売。展望テラスで足湯につかりながら、カフェタイムを楽しめます。
ラウンジエリアには充電コーナーがあるので、休憩中にスマホやカメラの充電が可能。蓄電池を使用しているので停電時も充電できるのが嬉しい配慮ですね。
また、大涌谷周辺の火山活動活発化に備え、噴石対策を施したという駅舎。万が一の場合は地下1階フロアで300人程度収容可能な一時避難施設として利用できるようになっています。
cu-mo(クーモ)ショップ
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
営業時間:9時~17時30分、フード&ドリンクは10時~16時30分
箱根湯本駅の真ん前にオープンした新しいスイーツショップ「箱根てゑらみす」。箱根発展に縁のある3名の人物、福沢諭吉・渋沢栄一・益田孝をモチーフにしたキャラクターがお出迎えしてくれます。
ショップ名の由来は「箱根を照らす」から。オリジナルフレーバーのティラミスやソフトクリームの他、かわいいお土産類も販売しています。
ティラミスは本国イタリアで、しょんぼりしているときに食べると元気になれるという特別なスイーツだそう。
箱根の麓「そうけいコーヒー」で焙煎されたコーヒー豆を使った薫り高いエスプレッソとフレッシュな生クリーム、北海道産のマスカルポーネチーズが醸し出すおいしさ。一口食べれば笑顔になること間違いなしです。
ティラミスソフトクリームお土産にいただいても嬉しいランタンをイメージしたおしゃれなパッケージ。スイーツに目がない男子でも気軽に入れるお店です。
箱根てゑらみす
住所:〒神奈川県足柄下郡箱根町湯本706-1
電話:0460-85-5893
営業時間:10時~17時、水曜定休(祝日は営業)、12月31日・1月1日休み
箱根名物グルメといえばお豆腐・湯葉。湯葉丼で有名な箱根湯本「直吉」はお昼時になると大行列という人気店です。
箱根山の中腹に湧き出る大平台の名水「姫の水」で作られた汲み湯葉を使い、お出汁と卵でとじた上品な味。1人ずつ土鍋で熱々を提供してくれるので、出来立てをふーふーしながらいただけるのが嬉しい!
早川沿いに建っているので、店内の大きなテラス窓からは、美しい緑が見渡せ、川のせせらぎが感じられます。50名までの宴会・パーティにも対応しているそうなので、会食にもおすすめです。
お豆腐を使った「湯葉ぜんざい」「豆腐クリームサンデー」などのスイーツもあり!箱根湯本散策のついでの休憩にもおすすめです。
湯葉丼 直吉
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
問合せ先:0460-85-5148
営業時間:11時~19時(ラストオーダー18時)、火曜定休
アクセス:箱根湯本駅から徒歩約5分
ご家庭がある女性社員の場合、宿泊は難しいという方もいらっしゃるでしょう。そんな時は日帰りで楽しめる立ち寄り湯をプランに入れてはいかがでしょうか?
「箱根湯寮」は箱根湯本駅からもほど近い日帰り温泉施設。無料の送迎バスがあるので帰り際にちょっと立ち寄るのにぴったりです。
箱根湯本駅から車で5分ほどのところにある日帰り温泉施設です。 駅からは無料の送迎バスがあります。
自家源泉のアルカリ性の単純泉。大浴場の他、内湯、見晴し湯、露天風呂、壺風呂、サウナなど種類豊富で、貸切風呂もあるのでのんびりできます。
もう一つ、自家源泉かけ流しのお風呂が楽しめるのが「箱根 ゆとわ」。
強羅駅から徒歩約5分ですので、観光のついでに立ち寄ることもできます。
「箱根 ゆとわ」は、宿泊費にお食事やフリードリンクが付いたオールインクルーシブの宿として2019年8月にオープン。
日帰り入浴でもウッドデッキと自家源泉の足湯が楽しめる「スパラウンジ・ナカニワ」と、四季をテーマにした蔵書がずらりと並ぶ「ライブラリーラウンジ」 でのフリードリンクコーナーも利用できるのが嬉しい!
ただし、立ち寄り湯は平日のみの利用になりますのでご注意を。
もちろん客室に空きがあれば団体での宿泊も可能です。ホテル棟の他、キッチン付きのコンドミニアム棟もあり、家族連れの職場旅行にもぴったり。ぜひ検討してみては?
箱根湯寮
住所:〒250-0315 神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤4
問合せ先:0460-85-8411
営業時間:平日10時〜20時(最終受付19時)/土休日10時〜21時(最終受付20時)
料金:中学生以上1,500円、小学生以上750円
※各施設により営業時間や料金が異なります。詳しくは公式ホームページを参照してください。
箱根 ゆとわ
住所:〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-27
問合せ先:0460-82-0321(10時~19時受付)
立ち寄り湯営業時間:平日13時30分~16時(最終退館は17時)
料金:1,200円(税込)
※バスタオル、フェイスタオルのレンタル、「スパラウンジ」と「ライブラリーラウンジ」のフリードリンクコーナーの利用を含む
新型コロナウイルス感染症が5類に移行したとはいえ、感染拡大がなくなったわけではありません。
まずは近場のエリアから社員旅行を再開してはどうかということで、今回は注目のスポットが続々誕生している箱根をご紹介してみました。電車や貸切バスでアクセスしやすい箱根。
東京を除く東海・関東エリア出発の社員旅行に手頃な箱根へぜひ、お出かけください。
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