
千葉最古の銭湯「松の湯」
目次
「松の湯」は勝浦駅より徒歩10分というところにあり、創業は100年以上という古い古い銭湯です。
いまもなお、お湯は井戸水をくみ上げ、薪でお湯を沸かすという昔ながらのスタイルを継承する希少な銭湯。
建物はおそらく船大工が作ったと思われ、かなりの老朽化が進んでいるとのこと。
現在の趣を残しながらリニューアルしたいと考えていますが、資金もなく、また建築技術も不明ということで思うように進んでいない状況。 コワーキングバスツアーで、勝浦市役所の方から以下の問題があるとお話がありました。
それでは早速、松の湯の中を順番にご紹介しましょう!
昭和世代なら「懐かしい」、平成世代なら「ありえない!?」と思うかもしれない番台。
よく使いこまれています。 銭湯を訪れたら、まずこちらでお金を払い、中に入ります。
編集部が以前、奈良の銭湯を訪れた際は、若い世代に配慮して、番台に銭湯の人は座っていませんでした。
男湯側にはご主人が、女湯側には奥様が立っており、そこでお金を払う仕組みでした。
ロッカーの一部には、常連さんの「置き石けん」などが残されています。お引越ししてしまった人もいらっしゃるようですが、そのまま「お預かりしている」とのこと。
いつでも戻ってきて、松の湯を利用してほしいという店主の思いが感じられます。
銭湯の定番!コインで動くマッサージチェアやドライヤー、冷たい飲み物の冷蔵庫などがずらり。ご近所同士の社交場として、銭湯が愛されてきた名残を感じます。
湯舟も洗い場もよく使いこまれています。 早朝から働いてきた漁師さんたちがここで汗を流してきた湯舟。
そして、最近では国際武道大学の学生さんたちが、足げく通ってくれているそうです。
お湯は毎日、薪で沸かしているという松の湯。廃材や薪をつくり、ストックする小屋は銭湯の裏手にありました。
イマドキ薪を集めるのは一苦労。それも毎日のこととなると、苦労がしのばれます。この日も、裏の小屋では廃材から薪づくりを行っていました。
上の写真がほぼ1日分の湯沸かしで使用する薪の量だそう。「焚き付けにできる木材を寄付してもいい!」という方はぜひ、松の湯さんまで。
<Information>
松の湯
住所:千葉県勝浦市勝浦43
電話番号:0470‐73‐0629
アクセス:勝浦駅より徒歩10分
営業時間:14時30分~22時15分、木曜定休
料金:大人410円、子ども170円、0歳~6歳70円
駐車場:4台分

勝浦中央海水浴場

鵜原海岸から見る星空

守谷海岸

部原海岸
海抜70メートルの「ひらめヶ丘」ににある勝浦灯台は日の出スポットとしても有名。残念ながら中は立ち入り禁止ですが、目の前に広がる太平洋は圧巻の素晴らしさです。
そこから徒歩約15分のところにある八幡岬公園は、太平洋に突き出た細長い半島の八幡岬の上に広がる自然公園。かつては勝浦城があり、徳川家康の側室、お万の方(勝浦城主の息女)の像があります。
こちらの展望広場からの眺めも素晴らしく、自然散策路をぶらぶらと散歩するのがおすすめです。
遠見岬神社は、天冨命(あめのとみのみこと)をお祀りする神社。天冨命は四国から房総へと渡り、技術や文化を伝えたといいます。
2月下旬から3月にかけて行われる「かつうらビッグひなまつり」は、毎年40万人の観光客が集まるビッグイベント。
御祭神ゆかりの徳島県勝浦町から寄贈された7千体のひな人形がきっかけとなり、勝浦の各名所でもたくさんのひな人形が飾られるようになりました。
手軽な日帰りスポット勝浦はマリンスポーツのメッカ!海に入って遊ぶのもよし、海に入らずに楽しむのもよし。バラエティ豊かなアクティビティが楽しめますよ!
ここで電動アシスト自転車やクロスバイクの貸し出しもしているので、海辺の街を自在に回るのにはぴったりですね。
センターでは、竹細工やトンボ玉づくり、ヨガ、ピラティスなどの体験プログラムを実施中。5名以上の団体・グループは事前に予約が必要です。貝殻を使ったフォトフレーム制作などもあるので、気軽に相談してみましょう。
※レンタサイクルは台数に限りがあるので要確認

「勝浦・和可奈寿司」(コワーキングバスツアーより)
天正時代から400年以上という古い歴史を誇る勝浦の朝市。朝6時から11時頃まで約50軒の店が立ち並び、地元の人も大勢訪れ活気があります。
現在は毎月1日~15日は下本町で、16日~月末までは仲本町朝市通りで開催。1月のカジキ、キンメダイなどから始まり、3月からはカツオ、8月から伊勢海老というように四季折々の旬の魚がずらり。
近くには高照寺や本行寺、遠見岬神社などの名跡もあるので、お散歩がてらぶらぶらするのもおすすめです。

和可奈寿司の握り(コワーキングバスツアーより)

勝浦タンタンメン(コワーキングバスツアーより)
吉野酒造は天保年間(1830年)創業という由緒ある酒蔵。敷地内にある赤レンガ瓦造りの建物・門、醸造の神様をお祀りした松尾神社など、国登録有形文化財です。
敷地内にある山の自然水(軟水)で仕込んだ「腰古井(こしごい)」は、南部杜氏の技を継承し、つくられた逸品。
試飲の他、平日月曜~金曜までは蔵見学も可能(約20分・無料)ですので、ぜひ予約してみましょう。最大20名までOKです。
東灘醸造は慶応三年(1867年)創業。生産量200石という小さな蔵元さんです。今では数少なくなっている、全量手造り。勝浦の地下水をくみ上げた仕込み水で辛口「東灘(あずまなだ)」の他、無濾過の「鳴海(なるか)」も人気があります。蔵見学は事前に相談してください。
絶景が広がる温泉スパでおなじみの「ホテル三日月アクアパレス」以外にも、料理自慢の旅館や民宿がたくさんある勝浦。予算に合わせてお好みの宿が選べます。
日帰り入浴プランがある「勝浦つるんつるん温泉」は、含重曹食塩水で皮膚病にもいいと評判です。ランチ宴会もOK。日帰り社員旅行にもぴったりです。
この他、国登録有形文化財の宿として有名なのが「旅館 松の家」。勝浦朝市のすぐそばにあり、創業は江戸時代末期になります。
木造2階建ての建物は情緒たっぷり。お風呂は古代ヒノキで癒されます。こちらも豊富な海の幸を使った宴会料理が楽しめるので、日帰りといわずにゆっくり泊まっていきましょう。
貸切バスを利用すれば、勝浦までラクラクアクセス!現地ではグループに分かれてレンタサイクルを使った自由行動も楽しめますよ。
| 時間 | スケジュール |
| 8時 | 新宿発(貸切バスで出発)・途中トイレ休憩 |
| 10時 | 勝浦朝市見学・周辺散策 |
| 12時 | ランチ(お寿司・勝浦タンタンメンなど)・自由行動(体験プログラムやマリンアクティビティ、ゴルフなど) |
| 17時 | 銭湯・松の湯で汗を流す・貸切バスで出発 |
| 19時 | 新宿駅着 |
千葉の南房総には、勝浦以外にも魅力的な観光スポットがいっぱい!日帰りではなく、ゆっくり1泊して楽しい社員旅行を企画してみましょう。
| 時間 | スケジュール |
| 10時 | 新宿発(貸切バスで出発)・途中トイレ休憩 |
| 12時15分 | ランチ(お寿司、勝浦タンタンメンなど) |
| 13時30分~16時 | 勝浦観光(勝浦灯台、八幡岬公園、勝浦海中公園、海の博物館など) |
| 16時30分 | 宿着・宴会宿泊 |

勝浦コワーキングバスツアーより
| 時間 | スケジュール |
| 8時 | チェックアウト(貸切バス利用)・勝浦朝市 |
| 10時~11時 | 仁右衛門島見学 |
| 12時~14時 | 鴨川シーワールド(ランチ&見学) |
| 15時 | 道の駅 富楽里とみやまでお土産購入など |
| 17時30分 | 新宿駅着・終了 |
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