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サステナブルツーリズムに特化した「STAY JAPAN」で、SDGsをテーマにした社員旅行はいかが?

STAY JAPAN

2015年に国連で採択された、世界共通のサステナブルな開発目標SDGs。日本では2017年頃から、多くの企業が本格的に取り組み始めました。

企業だけでなく、2020年度からは小・中学校の教科書に、2021年度からは高校の教科書にもSDGsが盛り込まれ、若い世代を中心に認知度が急上昇しています。

今回ご紹介する株式会社百戦錬磨は、持続可能な観光=サステナブルツーリズムによる地域振興を目指している会社です。百戦錬磨のサステナブルな取り組みと併せて、団体でも宿泊可能な農泊や古民家泊の施設を、百戦錬磨運営の宿泊予約サイト「STAY JAPAN」からご紹介します。

17のゴールと169のターゲットからなる“SDGs”

SDGsアイコン

上の図のように17のゴール(目標)と、さらに各ゴール毎に決められた合計169のターゲット(指針)からなる持続可能な開発目標=SDGs。目標達成年限を2030年と定め、環境、貧困、経済、働き方など私たち人間社会が抱える様々な問題を解決し、“持続可能でよりよい世界”を目指す世界共通の目標です。

食品業界なら目標1や目標2、IT・通信業界では目標4や目標9など業界ごとに様々な役割が期待されています。また、SDGsは学校の教科書にも盛り込まれ、「持続可能な社会」を創る担い手育成も始まっています。

そんな中、旅行業界は目標8「働きがいも経済成長も」や目標12「作る責任、使う責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」などを意識した、持続可能な観光=サステナブル・ツーリズムが求められています。

今回ご紹介する株式会社百戦錬磨は2012年の創業以来、SDGsが定められるよりも以前から、地域の自然や暮らし、伝統・文化を大切にした観光づくりに取り組んでいます。

サステナブルツーリズムを推進する「株式会社百戦錬磨」

株式会社百戦錬磨
画像提供:STAY JAPAN

地域や文化に根ざした持続可能な旅行サービスや地域振興事業を行う、株式会社百戦錬磨。2012年6月、被災地に雇用を生み出すため仙台で創業しました。

百戦錬磨の主力事業の一つが、宿泊予約サイト「STAY JAPAN」です。

STAY JAPANの運営を開始したのは、インバウンド需要の高まりに伴いAirbnbなどの民泊事業が盛り上がりを見せていた2015年。当初、違法民泊や近隣トラブルといった問題が頻発していたことから、百戦錬磨は“100%合法の物件=公認民泊”のみを紹介する日本初の合法民泊予約サイトとして「STAY JAPAN」を立ち上げました。

「STAY JAPAN」では、年数回程度のイベント開催時に自治体の要請等により自宅を旅行者に提供する「イベント民泊」への協力や、 “地域まるごと”“ワンストップ”で農泊をフルサポートするワンストップパッケージの開発、長崎県・平戸城や宮城県・白石城での“城泊”など様々な取り組みを推進。2019年には、「農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス」が第5回「ジャパン・ツーリズム・アワード」にて、最高賞である「国土交通大臣賞」を受賞しています。

体験型宿泊施設に特化した「STAY JAPAN」

一刻館
画像提供:STAY JAPAN

STAY JAPANは、2019年にインバウンドをはじめとする地方への宿泊市場成長余地を鑑み、サイトを全面リニューアル。日本の地方のユニークな体験型宿泊施設に特化した予約サイトへと生まれ変わりました。

リニューアル後のコンセプトは、“知らない日本に、泊まってみよう”。農泊、漁師民泊、寺泊、陶芸家泊、古民家泊などの体験型宿泊施設を紹介しています。

サイトのトップページには『農泊体験特集』『農泊×棚田』『ワーケーションにも最適な貸切別荘』などの特集が組まれ、検索キーワードにも『伝統文化を体験できる宿』『農業・林業・漁業体験ができる宿』『アウトドア体験と自然を満喫できる宿』などが並び、新しい形の旅行への期待感が高まります。

また、STYAY JAPANでは、自社で取り組むSDGs Actionとして以下の9項目を挙げています。

sdgs action
画像提供:STAY JAPAN

地域、経済、教育、環境など様々な視点から、SDGsの課題解決を見据えて運営されているSTAY JAPAN。社員旅行にSTAY JAPAN掲載施設を利用するだけでも一つのSDGs Actionですし、これらの課題をより自分ごととしてとらえるきっかけにもなります。

「STAY JAPAN」掲載の、社員旅行におすすめの宿泊施設3選

約2000件の施設を掲載している「STAY JAPAN」。その中から、20名以上でも宿泊可能なおすすめ宿泊施設をご紹介します。

電気も電波もないランプの宿「青荷温泉」

青荷温泉
画像提供:STAY JAPAN

ランプの宿「青荷温泉」は、青森県黒石市の山の中にある宿です。

この宿の特徴は、電気が通っていないこと。その代わり、客室や廊下、食事スペース、大浴場や露天風呂など館内の至る所に無数のランプが下げられていて、陽が落ちるとあたたかく幻想的な灯りに包まれます。

また、携帯電話の電波も届かず、wi-fiも飛んでいません。もちろんテレビやドライヤーもなく、そもそもコンセントが設置されていないのだそう。

電気も電波もないという特殊な環境は、SDGsについて、また、自分たちに何ができるかを考えてみるのにぴったりです。ランプの灯りの下、普段とは違った思考が生まれたり、デジタルデトックスに挑戦してみることで見えてくることもあるかもしれません。

ランプの宿 青荷温泉
所在地:青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上1−7
最大収容人数:50人

ランプの宿「青荷温泉」周辺の社員旅行向けおすすめスポット

弘前城
弘前城と桜

日本屈指の透明度を誇る十和田湖は、青荷温泉から車で約1時間。展望台からの美しい景色や、十和田湖と併せて有名な奥入瀬渓流の散策、遊覧船やパワースポットとして知られる十和田神社など、いろいろな楽しみ方ができるほか、2021年には常設のアウトドアサウナ「十和田サウナ」がオープンし話題になっています。

日本最大級の縄文集落群である三内丸山遺跡へも、車で約1時間で行くことができます。青荷温泉に泊まった後なら、竪穴住居やお墓の跡、復元された竪穴住居群や大型掘立柱建物など、電気も電波もない縄文時代の生活を少しだけ身近に感じることが出来るかも知れません。

現存天守12城の一つ・弘前城のある弘前公園までも、同じく車で1時間程。毎年4月末〜5月頭には日本最古のソメイヨシノを筆頭に2600本の桜が咲き誇る、桜の名所でもあります。

十和田湖
<所在地> 青森県
<電話> 0176-75-2425(一般社団法人 十和田湖国立公園協会)

三内丸山遺跡
<所在地> 青森県青森市三内字丸山305
<電話> 017-766-8282
<時間> 9時〜17時(GW中と6/1〜9/30は18時まで)
<休館日> 毎月第4月曜日、12/30〜1/1
<料金> 一般 410円(330円)、高校生・大学生等/200円(160円)、中学生以下/無料
※( )は20名以上の団体
※特別展の観覧料は別途

弘前公園
<所在地> 青森県弘前市下白銀町1
<電話> 0172-37-5501

お寺ならではの静かな時間を過ごす身延山宿坊「岸之坊」

岸之坊内観
画像提供:STAY JAPAN

宿坊に宿泊する社員旅行もおすすめです。山梨県にある霊山・身延山の麓に位置する「岸之坊」では、最大60名まで宿泊できます。

宿坊を利用したことがない人は不安に思うこともあるかもしれませんが、岸之坊では寝具やアメニティ類、浴衣や作務衣など必要最低限のものは用意されているので安心です。

日蓮宗の総本山として知られる身延山久遠寺まで徒歩10分、身延山ロープウェイ久遠寺駅まで徒歩5分。また、宿坊内でもプライベートヨガや法華経の写経、腕輪数珠づくりなどの体験メニューが用意されています。

岸之坊写経
画像提供:STAY JAPAN

湯葉の刺身や野菜のうま煮など食材の味を活かした料理は体に優しく、事前にオプションを予約すれば精進料理に変更も可能。

身延山宿坊「岸之坊」
所在地:山梨県南巨摩郡身延町身延3591
最大収容人数:60人

身延山宿坊「岸之坊」周辺の社員旅行向けおすすめスポット

山梨県富士川クラフトパーク
山梨県富士川クラフトパーク

1281年創建の日蓮宗総本山「久遠寺」は、国宝『絹本著色夏景山水図』のほか数々の重要文化財や登録有形文化財などが収蔵されています。樹齢400年の枝垂れ桜も有名です。

「山梨県富士川クラフトパーク」はバーベキュー場や切り絵美術館、バラ園やカヌー場などを有する大規模公園です。敷地内にある道の駅では手漉き和紙体験などもできますし、子ども向けの遊具や噴水広場もあり世代を問わず思い思いの過ごし方ができます。

富士山周辺でのエコツアーもおすすめです。富士山周辺青木ヶ原樹海や天然洞窟など富士の豊かな自然に触れることで、環境やエネルギーの問題を身近に感じることができます。

身延山久遠寺
<所在地> 山梨県南巨摩郡身延町身延3567
<電話> 0556-62-1011
<時間>
4月-9月 5時〜17時、10月-3月 5時30分〜17時
宝物館 9時〜16時(最終入場15時30分)
<休館日> 無休(宝物館は木曜定休)
<宝物館入館料> 一般 300円、大学・高校生 200円、中学・小学生 100円

山梨県富士川クラフトパーク
<所在地> 山梨県南巨摩郡身延町下山1597
<電話> 0556-62-5545
<時間> 施設による(公園自体は24時間開園)
<休館日> 施設による(公園自体は年中無休)

冨士エコツアー・サービス
<所在地> 山梨県南都留郡富士河口湖町富士ケ嶺821-5
<電話> 0555-89-2020
<時間> 8時~20時

「蔵王山水苑」内の貸別荘に分宿

蔵王山水苑内貸別荘「天然温泉付き貸別荘 Four Seasons Oasis MIYAGI ZAO」
蔵王山水苑内貸別荘「天然温泉付き貸別荘 Four Seasons Oasis MIYAGI ZAO」画像提供:STAY JAPAN

蔵王山水苑は、宮城県の蔵王町・遠刈田温泉に広がる総面積25万坪、全約800区画の天然温泉付きリゾート分譲地。山水苑にはいくつもの貸別荘が建てられているので、社員旅行の参加人数に合わせて数軒の別荘を借りて分宿する社員旅行も面白そうです。

もちろん全ての貸別荘が天然温泉付き!ログハウスや和テイスト、北欧風など別荘ごとに異なる趣を楽しめます。

ホテルや旅館とはまた違う、お泊まり会のようなリラックスムードが貸別荘の魅力。蔵王山水苑で取り組んでいるSDGs Actionについても、説明や案内を受けることができます(要事前打ち合わせ)。

宿泊者には『スポーツランドSUGO』のレンタルカート料金の割引があったり、女性宿泊者限定でリラクゼーションマッサージのメニューもありますよ。

蔵王山水苑内 貸別荘
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉
最大収容人数:4〜9人(施設により異なる)

蔵王山水苑周辺の社員旅行向けおすすめスポット

阿武隈川
阿武隈川

蔵王山水苑から車で30分ほどのところにある「御釜」は、エメラルドグリーンの湖面が美しい火山湖です。ハイキングをしながらお釜を目指してもいいですし、御釜の近くまで車で行くこともできます。

蔵王の美しい自然を全身で堪能するアクティビティもおすすめです。「ZAOC」では、夏はキャニオニングやSUP、冬はバックカントリースキーやスノーシューなどのアクティビティを楽しめます。

ゆったりとした時間を楽しみたいなら、蔵王から車で30分ほど離れますが阿武隈川ライン下りはいかがですか?春は「季節のお弁当セット」、夏は納涼船、秋は芋煮舟、冬はコタツ舟と季節ごとの楽しみ方ができます。

蔵王の御釜
<所在地> 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内国有林内
<電話> 0224-34-2725(蔵王町観光案内所)
※11月初旬~4月下旬は、蔵王エコーライン・ハイラインの冬期通行止めに伴い見学不可

ZAOC
<所在地> 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上ノ原

阿武隈ライン舟下り
<所在地> 宮城県伊具郡丸森町下滝12
<電話> 0224-72-2350
<時間> 8時30分~17時
<休館日> 月(年末年始の休業あり)
<料金>
【周遊コース】大人 2,200円(2,000円)、小人 1,100円(1,000円)
【あぶくま駅コース】大人 2,800円(2,600円)、小人 1,400円(1,300円)
※( )は15名以上での団体料金

社員旅行・研修の行き先決めに「STAY JAPAN」がおすすめの理由まとめ

荒井家
「五箇山合掌の里 荒井家」画像提供:STAY JAPAN

“知らない日本に、泊まってみよう”をコンセプトに、農泊や寺泊、古民家泊などの体験型宿泊施設を紹介しているSTAY JAPAN。社員旅行でSTAY JAPAN掲載施設を利用することは、SDGsの課題解決に貢献することでもあり、SDGsの9つの課題解決に取り組むSTAY JAPANを応援することにも繋がります。

また、選ぶ宿の特色によっては、エネルギーや環境、まちづくりなどSDGsについて考えるきっかけづくりにもなります。

受入れ地域も旅行者も、環境も経済も無理なく持続していける、サステナブルツーリズムを推進するSTAY JAPANを社員旅行に利用してみませんか?

〈 社員旅行・研修の行き先決めに「STAY JAPAN」がおすすめの理由 〉

  • 農泊や古民家泊など、宿選びが楽しい!
  • ひと味違う社員旅行、社会的意義のある社員旅行を企画できる
  • SDGsについて考えたり、意識向上のきっかけになる
  • 「STAY JAPAN」に掲載されている宿を使用すること自体も、SDGs Actionになる
  • “100%合法の物件=公認民泊”のみを掲載しているので安心

◼︎取材協力・写真提供
株式会社百戦錬磨
所在地
宮城県仙台市青葉区一番町1-1-8(仙台オフィス)
東京都千代田区外神田2-18-20(東京オフィス)
問合せ先  info@hyakuren.org

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