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【連載2】家族連れ職場旅行やワーケーションにおすすめの田代島「マンガアイランド」〜マンガアイランドを支える漫画家先生方と「島のえき」〜

猫
「島のえき」でくつろぐ猫たち

宮城県石巻市の離島・田代島にある「マンガアイランド」。離島ならではの非日常感に加え、猫散歩や釣りも楽しめるワーケーションにおすすめのスポットです。

その魅力を石巻市在住の私・鈴木が紹介する連載2回目。今回は、大御所漫画家先生がたくさん関わって生まれたマンガアイランドの成り立ちと、田代島一番の猫スポット「島のえき」の様子をお伝えします!

▼田代島「マンガアイランド」連載シリーズ
第1回目:『ひょっこりひょうたん島』のモデル&猫の島として有名な田代島の魅力
第2回目:石ノ森章太郎先生と田代島一番の猫スポット「島のえき」
第3回目:“猫型ロッジ”の宿泊棟と島の味が楽しめる「田代食堂」
第4回目:夏のアイランド&猫ごはんお預かりBOX
第5回目:島巡り、サバイバルキャンプetc田代島マンガアイランドでのワーケーションは楽しみ方無限大!(最終回)
第6回:ワーケーションにもおすすめの田代島マンガアイランド!1泊2日ファミリーキャンプレポ

キーパーソンは仮面ライダーシリーズの生みの親、石ノ森章太郎先生!

シージェッター海斗
石ノ森章太郎先生が生み出した石巻のローカルヒーロー「シージェッター海斗」

マンガアイランドは、マンガで町おこしをしたいと考えた石巻市の『マンガランド構想』の一環としてオープンした宿泊施設です。そして、その構想のキーパーソンとなったのが、『サイボーグ009』などの作者であり、仮面ライダーシリーズを始めとする数々の特撮作品の原作も手掛けた石ノ森章太郎先生です。

石ノ森先生は、学生時代に映画を観るため足繁く通った石巻市を第二の故郷のように思っていたそうで、そのご縁から『マンガランド構想』が生まれました。その一環であるマンガアイランドや、現在石巻市のランドマークにもなっている「石ノ森萬画館」の建設には石ノ森先生も支援されました。

石ノ森萬画館
石ノ森萬画館

石ノ森萬画館が建っているのは、学生だった石ノ森先生が何度も足を運んだ映画館「岡田劇場」が建っていた、石巻市の中瀬というエリア。そして、石ノ森先生が生前“老後はこんなところで暮らしたい”とおっしゃっていたという田代島にマンガアイランドが建てられました。

『マンガランド構想』が形になる前に石ノ森先生は亡くなってしまいましたが、先生が生前代表世話人を務めていた一般社団法人マンガジャパン(当時は任意団体)も様々な形でこの構想に協力支援したそう。そんな繋がりから、マンガアイランドのロッジやセンターハウスには、マンガジャパンのメンバーである漫画家先生方の直筆イラストが贅沢に使用されているのです。

マンガアイランドの管理棟「センターハウス」には貴重な写真やイラストがズラリ!

マンガアイランドのセンターハウス
センターハウス

マンガアイランドには、里中満智子先生やちばてつや先生を始めとする漫画家先生方の直筆イラストのほか、こんな貴重な写真も展示されています。

漫画家先生方
漫画家先生方の集合写真(マンガアイランドのオープン記念式典前日)
配置
大御所先生方がずらり!

この写真は、マンガアイランドの管理棟「センターハウス」の階段の途中に展示されていて、階段にはほかにも様々な漫画家先生方の直筆“猫”イラストもずらり!かつては夏休みの子どもたちに向けて、漫画家先生方によるマンガ合宿やキャンプなども開催されたそうです。

直筆イラスト色紙

階段を上ると先ほどの集合写真が撮られた場所に出ます。現在は宿泊者がくつろぐ場として開放されていて、自由に読めるマンガも置かれています。

センターハウス2階
ここにあの漫画家先生方が...!
マンガ
マンガ
マンガ

仕事の息抜きや天気が悪い日など、ここでじっくり漫画を読み耽るのもいいですね。かつて漫画家先生方が集った場所でマンガを読む、なかなかできない体験です。

田代島の「島のえき」は、猫も集う憩いの場

田代島 道のえき

所変わって、こちらは田代島に行ったらぜひ足を運んで欲しい「島のえき」。東日本大震災で甚大な被害を受けた田代島の復興を目指して立ち上げられた『一般社団法人 田代島にゃんこ共和国』が企画運営している施設で、田代島の小中学校跡地を使用しています。

簡単な食事ができたり、お土産にぴったりな猫グッズや田代島産の海産物などを販売している、観光客と地元の人の憩いの場。なのですが、憩っているのは人間だけではありません。

どん!

島のえきの猫

どどん!

島のえきの猫

どどどーん!!

道のえきの猫たち

ご飯を食べたり昼寝をしたりと、人間以上に寛ぐ猫たち(笑)

人馴れしていて撫でさせてくれる猫もいれば、撫でようとするとサラリとかわす猫もいますが、みんな一様に毛がツヤツヤ。可愛がられているのがわかります。

そんな猫たちと一通り戯れたら、お土産購入や食事ができる建物の中へ。食事のメニューはこんな感じです。

田代島島のえきメニュー

おすすめは季節限定「塩うにおむすびとかきの潮汁セット」。

ぷっくり身の詰まった大きな牡蠣がゴロゴロ入った潮汁。おにぎりには田代島産の塩うにがたっぷり入っていました。

うにおむすびと潮汁セット
塩うにおむすび

きつねうどんは、お揚げが猫の形にくり抜かれていて可愛い。

きつねうどん

猫グッズも、ポストカードや置物、マスク、トートバッグなどなど豊富です。

ポストカード
猫マスク

ちなみに、こんな注意書きもありました。

注意書き
注意書き

猫のためにも人間のためにも気を付けましょう。

田代島「島のえき」
所在地:宮城県石巻市田代浜字内山69-2
問合せ先:080-6029-0566
時間:10時〜15時(夏季運行ダイヤ中は最終上り便の時間まで)
定休日:不定休

今年も観光客で賑わい始めた田代島&マンガアイランド!

マンガアイランド
気持ちのいい木陰から眺めたセンターハウス

連載2回目は、マンガアイランドの成り立ちと「島のえき」についてご紹介しました。実際にマンガアイランドを訪れると、貴重な写真やイラストから若かりし頃の先生方の気配を感じることができます。

冬季は閉館するマンガアイランドが、一年で一番賑わうのは7〜8月。今年は新型コロナウィルスの影響でオープンが遅れたり、宿泊できるのは今の所県内在住者に限られていますが、夏を目前に島は賑わいを見せ始めています。

次回は宿泊客で賑わうマンガアイランドの雰囲気をお伝えできたらいいなと思っています。港や島のえきに設置されている“ねこごはん おあずかりボックス”や、今年できたばかりの「田代島食堂」などなど田代島情報も少しづつお伝えしていきます!

マンガアイランド
所在地:宮城県石巻市田代浜字敷島24
問合せ先:0225-21-4141(マンガアイランド事務室)
開館期間:5月12日〜10月31日(予定)
休館日:毎週火曜日(7・8月の火曜日と9月21日は開館)※火曜日が休館日のため、月曜日は宿泊不可
料金:
ロッジ 大(浴槽・シャワー有)定員5名 9,160円/泊 ※シーツ代 220円/人
ロッジ小(シャワー有)定員6名 8,140円/泊 ※シーツ代 220円/人
テントサイト 1区画定員4名 1,520円/泊
キャンプ用品一式(テント、備品等借用の方) 1,500円/泊
管理棟浴室 大人200円/回、小人100円/回
管理棟シャワー 大人100円/回、小人50円/回
暖房器具 ロッジ1棟1泊 1,000円
電動自転車 300円/回(大人用のみ)
ノーマル自転車 大人用200円/回、小人用100円/回
釣り竿(えさ、仕掛けの貸出はありません) 100円/回
天体望遠鏡 100円/泊
(大人:中学生以上、小人:小学生以下)

▼田代島「マンガアイランド」連載シリーズ
第1回目:『ひょっこりひょうたん島』のモデル&猫の島として有名な田代島の魅力
第2回目:石ノ森章太郎先生と田代島一番の猫スポット「島のえき」
第3回目:“猫型ロッジ”の宿泊棟と島の味が楽しめる「田代食堂」
第4回目:夏のアイランド&猫ごはんお預かりBOX
第5回目:島巡り、サバイバルキャンプetc田代島マンガアイランドでのワーケーションは楽しみ方無限大!(最終回)
第6回:ワーケーションにもおすすめの田代島マンガアイランド!1泊2日ファミリーキャンプレポ

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