『幹事の便利帳』も今回で8回目!
社員旅行当日に幹事としてすべき挨拶、バスでの移動には欠かせない「バスレク=バス内でのレクリエーション」についてご紹介します。
また、幹事として適した社員旅行中の服装から挨拶内容まで、具体例で紹介していきます。事前に準備できることはしておいて、本番当日は余裕をもって乗り切るように心がけましょう。
社員旅行当日の朝、まずは移動手段となるバス、もしくは列車等が遅れないで到着しているかを確認します。
バスライバーさんやガイドさんに挨拶を済ませ、軽く旅程についても打ち合わせをしておきましょう。
続いては参加者の集合を確認します。
皆が集まっているかどうか、もし遅れている人がいた場合には、連絡をとり、遅延状況の把握に努めましょう。
皆がそろった時点でいよいよ出発となります。バスの席順が決まっているのならばその通りに座ってもらいましょう。
出発してから、道路状況が落ち着いた時点で幹事としての挨拶を行います。バスガイドさんがいれば促していただくか、自ら前に出て挨拶を始めます。
社員旅行当日の挨拶内容は、幹事の自己紹介は必須。それだけではちょっとそっけないので、旅行の内容や見どころを紹介してみるのもオススメです。
挨拶のポイントは、簡潔に、堅くなりすぎないこと!参加者は職場の人なので友人との旅行とは違いますが、あまりにうやうやしい言葉を使うと場がしらけてしまうかも…。
【社員旅行当日の挨拶例】
みなさん、おはようございます!
雲ひとつない青空のもと、無事に社員旅行をスタートすることができましたこと、本当にうれしく思っております。
このたび、幹事を務めさせていただきます、〇〇課の△△です。
皆さんにとって楽しい旅となりますよう、精一杯サポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします!
(ここで終わってもOK)
さて、我が○○株式会社の社員旅行も今回で○回目を迎えました。
事前にお願いしました社内アンケートの結果に基づきまして、特に要望の多かった「東京方面」への旅を企画させていただきました。
人気の観光スポットはもちろん、話題の美術館や夜は屋形船での宴会など、盛りだくさんの内容でみなさんに楽しんでいただければと思っております。
日ごろ頑張っていただいている皆さんにゆっくりと疲れを癒していただいて、鋭気も養っていただければと思っております。
また、旅行期間中、何か不都合等ございましたらご連絡ください!思い出に残る3泊4日の旅にしていきましょう。
よろしくお願いいたします。
目的地までの移動中は何かと暇になるもの。バスでの移動ならば欠かせないのが「バスレク」なる「バスレクリエーション」です。
座席に座ったままでも楽しめる余興やゲームで参加者を楽しませることは退屈な時間を解消するだけでなく、乗り物酔いを防止する効果も期待できるとされています。
準備が簡単で、みんなが参加できるような「バスレク」をいくつかご紹介します。
ある品物を皆の前に出して、その値段を当ててもらうというシンプルなゲーム。
このゲームで大事なことは「簡単に値段を当てられないようなアイテムを選ぶ」こと。安易に値段を当てられてはゲームになりませんからね!
ディスカウントストアや100均ショップで売っている、高そうに見えるアイテムを選んでくることも一案です。
なかなか当たらない状況を演出して場を盛り上げましょう。当たった人にはそのアイテムを景品としてプレゼントします。
子どものころに楽しんだ「ハンカチおとし」の要領で、バスの座席順に「歌いながら」ハンカチを回します。歌が終わった時点でハンカチを持っていた人が負け。
負けた人にはカラオケでの熱唱がついてくる、なんて罰ゲームも参加意欲を掻き立てます。
バスレクでこれから向かう観光地にまつわるクイズを出すのも、社員旅行を盛り上げる意味では良い演出となります。
「次の目的地に着く時間は何時何分でしょうか?」
「これから向かう国立新美術館ですが、レストランはひとつあります。ではカフェはいくつあるでしょうか?」
「国立新美術館を設計したのはかの有名な黒田紀章氏ですが、その奥様は誰でしょう?フルネームでお答えください」
などのカンタンなクイズで参加率を高めていきましょう。
答えられた人への景品はぜひ「ランチ券」や「バス内でのビール券」など、奮発しては?
「バスレク」を成功させるには、いくつかコツと気を付けるべきポイントがあります。
幹事自らがあれもこれもやると余裕がなくなりテンパってしまいます。
それでは周囲も楽しめません。
ならば誰か後輩などを「バスレク係」に任命して、準備なども手伝ってもらいましょう。何事も余裕がなければ楽しめませんよ。
乗り物酔い防止のために、皆が無理なく参加できるゲームにするのがポイント。
乗り物酔いしやすい人は特に「手元を見るような下を向く姿勢にしないこと」と「車中で何かに熱中して楽しむ時間を過ごすこと」が酔い防止になるといわれています。
そのためには分かった人が挙手して答えるクイズより、皆が参加するタイプのゲームを企画するようにしましょう。参加しないで傍観者に徹する人が出る、なんてこともなくなります。
社員旅行中の幹事の服装についてですが、「会社の代表」として宿泊先や訪れる観光地で挨拶や打ち合わせが必要になることも。
ある程度かっちりとした、失礼のない服装を心がけましょう。
カジュアルダウンしたジャケットスタイルなんていかがでしょうか?
ポロシャツやカットソーなどのインナーに、ジャージ素材やコットンなどソフトな印象のジャケットを合わせて適度にきっちり感を。
ボトムはチノパンやダメージの少ないデニムを合わせれば、それほど砕けた印象にはなりませんよ♪
幹事として失礼のない立ち振る舞いをすることは社会人として当然のマナーでもあります。
ビジネスチャンスはどこに転がっているか分かりません。幹事としての自分を演出してみてください。
社員旅行当日まで、事前アンケートに旅程の企画、宴会の準備と本当にやることが盛りだくさんですね…。頑張ったからこそ、ぜひ幹事さんにも旅行を楽しんでほしいと願っています。
そのためには要領良く、後輩や同僚に手伝ってもらう部分はお願いしましょうね。
余裕をもって、社員旅行に望みましょう♪
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